旧車に乗ってるそこのあなた!
自分の愛車のガソリンタンクが大変なことになっていませんか?
でもバイクじゃあるまいし、タンクの中なんてめったに見れません。
ポンプの音がやたらうるさかったり、家の前500mで車が止まったりすれば、
そりゃあなた タンクの中で育っていますよ! 奴(錆び)が!
何度も車を押してるので押すのが上手くなってしまい、
しまいにはこの車もしかして、ハーレーなんかよりも軽いんじゃないの?
なんて訳わかんない勘違いまで生まれてきます。
写真のタンクは錆をけっこう取った後です。 仕切り板も取りました。
もっと凄かったです。 仕切り板なんて1ミリの厚さが2ミリになってましたね。
錆落しのケミカル剤で落とそうなんて考えてましたが、さすがにこの位ひどくなると
たぶんぜんぜん効果がありません。
燃料メーター! この錆がタンク全体に住んでました。
ちなみに綺麗に錆を落とそうとして無理やり変な方向へフロートを曲げたら、
壊れちゃいましたとさ・・・ あーーーあっ!
ペーパーやサンダーなんかじゃ落としきれません。
そんな時はいつものロウズさんに行って
サンドブラストで一気にとっぱらっちゃいました。
どう! 綺麗でしょう。 イチロウサンいつもすみません!
またフランキーをやるので許してください。
仕切り板は絶対錆びないようにステンレスで作り直しました。
くりぬいた鉄板もいさぎよく捨てて、これもステンレスを貼りました。
溶接はTIG溶接です。鉄どうしが溶けて馴染むのが解ります。
最後にタンクコーティングを中に入れてタンクをぐりんぐりんすれば完成です。
完成したら夏中ずーと放置しておいたおんべがわオートに持って行きます。
みょーちくりんなタンクだなーー? とおんべがわのおじさんが見てます。
けっこう簡単に取り外しができます。
出来たーーーー! エンジン点火!
おっ!ポンプがうるさくないぞ、
ガソリンメーターは?
やっぱり動かない!・・・・ふーうっ!
この後まだトラブルが続きましたとさ。
では!